カリフォルニア在住、日本人プロ集団のワインが、出来上がりました!

お待たせしました!

2017年に立ち上げた『斎藤ゆき監修ワインプロジェクト』(当時の仮称”カリフォルニアなでしこプロジェクト”)より、初めてのビンテージが完成しました。まずは、ブドウ栽培->収穫->醸造->日本への輸出と販売=の全てを行っていく過程で、日本人男性達がメンバーに加わったり、ワイン造りチームが補強されたりと、嬉しい展開が重なりました。

 

最終的な名前は、私の立ち上げたカリフォルニア州の株式会社『Shall We Wine?』と同名で、位置付けは当社の傘下プロジェクトとなります。出来上がったワインは、私のイメージ通り、『カリフォルニアで作るシャブリ』。カリフォルニアの銘醸地、ロシアンリヴァーバレーで40年、ワイン用ブドウの栽培を手がける『中井ヴィンヤード」の美しいシャルドネを早摘みしました。こうすることで、高い酸味を保ち、カリフォルニアでポピュラーな新樽をあまり使わず、マロラクティック発酵も部分的にだけ起こして、キリッとした白ワインに仕上げることができました。

特にナチュラルワインを作ろうと思ってはおりませんでしたが、ブドウが綺麗であったこと、酸味が高く(すなわち、pHが低く)雑菌を寄せ付けずに醸造できたことなども相まって、亜硫酸の添加をかなり低めに抑えられ、フィルターを全くかけずに瓶詰めできるほどの清澄なワインとなりました。ブドウ栽培と醸造過程については、11月より日本で行う販売セミナーで説明したいと思います。

ありがたいことに、既に昨年から購入については、かなりの引き合いをいただきました。とはいえ、少数生産ゆえに数量が少なく、まずは個人のお客様から販売予約を受付したいと思います。別ページ「購入予約申し込み」で、9月より予約希望を募り、最終的な集計を元に、アロケーション(最終確定購入数)を算出していきたいと思います。

このワインは、私個人が大好きな「瓶熟成したシャブリ」を意識して作った「てめえ勝手な」ワインです。8〜10年以上たったシャブリは本当に美味しく、素晴らしい変化を見せてくれるのですが、まず入手が不可能。なので、自分で作って5年後から10年の間に毎年数本づつ開けようと思っております。この話を、一緒に食事をしながらこのワインを飲んでくださっていた大橋健一MWと南アのRichard Kershaw MWに打ち明けたところ、「この低いpHなら熟成できるね!」と言っていただけました。健さん(大橋MW)は、このワインを気に入ったくださったようで、ご自分の会社(Yamajin)で扱うよと、声までかけてくださいました。(感謝!)

11月中旬から12月上旬にかけて、日本でワインの購入説明会を行います。その前に特別プリセールとして、10月30日までにご予約をいただいた方には、一本6,500円でご紹介させていただきます。お申し込みは、前頁(サイトの扉頁)『購入予約申込書』にて、お申込書にご記入ください。11月の一般公開では、希望購入価格を7,500円に設定する予定でおります。尚、事前に予約をいただいている酒販店やレストラン顧客のアロケーションを鑑みて、予約いただいたお望みの数量は保証できないかもしれません。ここのところが申し訳なく思います。ちなみに、日本でこのワインを扱う輸入元は、中井ヴィンヤードのJapan Officeが担当します。まずは、このサイトでお申し込みくださった方には、ご登録のメール宛確認書を差し上げ、決済方法とアロケーションについて、10月以降にご連絡を差し上げあげます。

0 返信

返信を残す

Want to join the discussion?
Feel free to contribute!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA